フェニック社には、様々なタイプの車両の燃費について、流量計を使用して厳密に効果を測定したデータが約1,000件蓄積されています。
また、公的機関での実証データもあります。
以上のように、実証データは十分揃っていますが、実際にお客様ご自身で利用されている車両でテストして頂くことを推奨しています。
商品の特性上、導入すれば必ず燃費が改善するものではありません
- ①運転条件が変われば、燃費は大きく上下します。
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- ・積載量:満載と空車で20~40%変動
- ・高速/一般道:約20%変動
- ・急加速:20%悪化
- ・エアコン:20%~30%悪化
- ②商品特性:同条件で約10%の改善
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- ・トルクアップ:アクセルの踏み込みを緩くしても従来と同じ走りが実現
- ・同じ踏み込みをすると、燃料消費量は変わらず、走りがよくなるだけで終わる
(注)燃費の変動数値は当社調べ。数値を保証するものではございません。
ほったらかしにすると、製品の効果が発揮されないままになるおそれがあります。
テストを実施するに当たっては、燃費がちょっとしたことで変動しやすいということを考慮する必要があります。
- 「フェニックアルファによる燃費向上効果を数値として正しく測定する」必要があります。そのために、下記の2つを実施します。
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- ①フェニックを付けていない状態の「車両の燃費」測定
- ②フェニックを付けた状態の「車両の燃費」測定
この①と②の2つの「燃費」を正確に比較する必要があります。
正確な比較のためには…
燃費に影響を与える主な要因
のうち、ⅡからⅤまでの条件を揃えておく必要があります。つまり、いろんな要因の影響を受ける燃費の中から「Ⅰフェニックによる」正味の燃費改善効果のみを取り出すことがポイントです。
装着後b(Ⅰ+Ⅱ+Ⅲ+Ⅳ+Ⅴ)ー 装着前a(Ⅱ+Ⅲ+Ⅳ+Ⅴ)≒Ⅰ
にて定量的にⅠのみを取り出します。
ポイント
- ①燃費を見る際、「Ⅰ」「Ⅱ」「Ⅲ」「Ⅳ」「Ⅴ」を個々に見る事は困難
- ②目に見える燃費改善効果は「Ⅰ」「Ⅱ」「Ⅲ」「Ⅳ」「Ⅴ」を足しあわせたaとbを比較するしかない。(図2、4)
図1.Ⅱ~Ⅳは装着前後でほぼ揃っています。
そのためb -a ≒Ⅰとなり正確にⅠのみを取り出す事ができます。
逆に同一条件データで無い場合、Ⅰを正確に把握することは困難となります。(ポイント①、②ご参照)
図3.Ⅱ~Ⅴは装着前後でバラバラ。
そのためⅠの効果があるにも関わらず見た目には悪化したように見えます(図4)。
逆に、大幅なプラスに見えることもありえます。
フェニックアルファの実力を測定するために、最も適した方法は流量計を使ったテストです。
取付前後の運転条件を限りなく同一にして測定します。
実際の業務の中で測定する方法(1日~2日間)
実際の業務から切り離して測定する方法(半日間)
流量計
流量計(取付済み)
いわゆる満タン方式での測定も可能ですが、その場合、前後の条件をそろえることが困難なため、細かな走行データ(積載量、ルート等)を記録していただく必要があります。また、比較のために過去1年以上のデータが必要になります。
- 弊社にて流量計を使った計測
- お客さま自身で情報を記載する計測
(満タン方式)
メーカーに測定を依頼すると、次のような費用となります。ただし、当社に委託する際に、事前に、採用基準および一定以上の採用見込み数量を明示いただければ流量計を使った測定費用は当社負担で実施いたします。
テスト依頼書にご記入いただきます。
半日テスト(流量計):5万円+交通費等実費
2日間テスト(流量計):8万円+交通費等実費
満タンテスト(原則お客様負担):1ヶ月で
5万円+交通費等実費
- なお、半日テストの場合、ユーザー様には半日分の車両費、人件費等の見えないコストをご負担いただくことになります。
以上が、原則です。ただ、短期テストについては、テスト回数の5-10倍以上の台数でのご採用が見込まれれば、無償としています。